顔には塗るのに、頭皮は無防備だった話。薄毛の夏は日焼けがきつい

夏になると、頭のてっぺんがヒリヒリすることがあります。

外を歩いた日の夜、シャンプーしてて「あれ、痛い」と。頭皮が日焼けしてるんです。

顔には日焼け止めを塗るのに、頭には何もしてなかった。薄毛だと、そこが一番無防備なのに。気になったので、調べてみました。

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頭がヒリヒリして、初めて気づいた

きっかけは、夏に長時間外にいた日でした。

その夜、頭を洗ってたら、頭頂部あたりがピリッと痛む。「なんだこれ」と思って触ると、明らかに熱を持ってる感じで。

日焼けでした。頭皮の。

シャワーのお湯が当たるだけでピリッとする。タオルで拭くのもそっとやらないと痛い。顔や腕の日焼けなら慣れてるつもりでしたけど、頭皮でこれをやられると、勝手が違って地味に困りました。触るたびに存在を主張してくるというか。

考えたら当たり前なんです。髪が薄くなってる部分は、地肌に直接日光が当たってる。髪というカバーが減ってるので、紫外線が素通りしてくる。

でも僕、そこにまったく意識が向いてなかった。顔や腕には日焼け止めを塗るのに、頭には何もしない。無意識に「髪があるから大丈夫」と思ってたんだと思います。実際は、その髪が減ってるから治療してるのに。

自分の抜けてる部分が、そのまま「日焼けしやすい部分」でもあるという事実。地味にショックでした。

調べたら、頭皮はかなり無防備らしい

気になって調べたら、頭皮って想像以上に日焼けリスクが高い部位でした。

まず、体の中で一番太陽に近い。頭頂部は、顔の3倍近い紫外線を浴びるとも言われているらしいです。

理由はシンプルで、頭頂部は体の中でいちばん高い位置にあって、太陽の方向をほぼ真っ向から受け止める角度になっているからだそうです。顔は多少うつむいたり、日陰に入ったりで避けられますけど、頭頂部はそうもいかない。歩いてる間じゅう、ずっと直撃を受けてるようなものです。

それなのに、顔や腕と違って、対策されない。「髪があるから大丈夫」と油断されがちで、無防備なまま浴びてしまう。

しかも、頭皮も皮膚なので、紫外線を浴びれば普通にダメージを受けます。乾燥、フケ、かゆみ、皮脂の過剰分泌といった頭皮トラブルにつながることがある、と。

それと、UV-Aという波長の長い紫外線は真皮まで届いて、毛母細胞や毛包幹細胞にダメージを与える可能性があるらしくて。抜け毛や薄毛を促進する要因になりうる、と書いてあるところもありました。

つまり、薄毛の人が頭皮を無防備にさらすのは、けっこうまずいという話で。

「顔は塗るのに頭皮は無防備」問題

これ、僕だけじゃないと思うんです。

顔には毎日日焼け止めを塗る人でも、頭皮には何もしてない。あるいは、そもそも「頭皮も日焼けする」という発想がない。

僕がまさにそうでした。UVケアは顔と腕、みたいな固定観念があって、頭は完全に対象外だった。

考えてみると、変な話なんです。守りたい髪のことは毎日気にしてるのに、その髪が生えてる土台には無頓着だった。木を気にして、土を見てなかったというか。

でも、薄毛を気にしてるなら、むしろ頭皮こそ守るべき場所で。守りたい毛が生えている土台なので。

気づいてからは、意識が変わりました。鏡で頭頂部を確認するとき、抜け毛の本数だけじゃなく、地肌が赤くなってないかもセットで見るようになりました。

これまで「薄毛の自分がすべきケア」って、抜け毛や生え際のことばかり考えてました。頭皮そのものを、外的なダメージから守るという発想が抜けていたんです。髪を増やす・守る話にはあれこれアンテナを張っていたのに、その手前の「土台を焼かない」という基本を見落としていた。ちょっと恥ずかしい話ですけど、これが実感です。

日焼けのサイン、段階で見分けられるらしい

気づくのが遅れないように、症状の段階も調べておきました。自分では見えない場所なので、知っておくと判断しやすいです。

段階症状目安の対処
軽度かゆみ・ヒリヒリ感冷やす、保湿する。3〜7日ほどで落ち着くことが多い
中等度赤み・熱感、数日後に皮むけ触らず様子を見る。治まるまで2〜3週間ほどかかることも
重度水ぶくれができる自己判断でつぶさず、皮膚科で診てもらう

僕が経験したのは、たぶん軽度のヒリヒリでした。数日で治まったので。でも、これがもっと進んでいたらと思うと、ちょっと怖いです。水ぶくれまでいったら、さすがに自己判断ではどうにもならないので。

自分では見えない場所だからこそ、この段階分けは覚えておいて損はないと思います。ヒリヒリするだけなら「またやったな」で済みますけど、数日経っても赤みや熱感が引かないなら、それはもう「たまたま焼けた」の範囲を超えてるサインかもしれません。

対策は、帽子・日傘・スプレーの3択

対策自体は、そんなに難しくありません。帽子、日傘、頭皮用のスプレー。この3つのどれかで、かなり違うはずです。

帽子は確実性が高いけど蒸れる。日傘は蒸れないけど持ち歩く手間がある。スプレーは手軽だけど塗り直しが必要。それぞれ得意な場面が違うので、僕は日によって組み合わせています。

選び方や使い方の細かいコツ(帽子のUVカット表示の見方、日傘の構え方、スプレーの塗る位置や離す距離など)は、対策だけを深掘りした別記事にまとめたので、気になる人はそちらを見てもらえたらと思います。ここでは、気づくところまでを厚めに書きました。

僕がいちばん出番が多いのは、正直いって帽子です。かぶるだけなので、判断する手間がない。日傘やスプレーは「今日は使うかどうか」を毎回考える必要がありますけど、帽子は「持ってるなら、とりあえずかぶる」で完結するので、ズボラな僕には合っています。

気づいてから、習慣にしたこと

対策の細かい話は別記事に譲るとして、ここでは気づいてからの変化を書いておきます。

まず、夏場は出かける前に「今日は頭皮どうする」を考えるようになりました。今までは服装しか考えてなかったので、これは地味に大きい変化です。

それと、頭を洗うときのチェックが増えました。前は抜け毛の本数だけ見てましたけど、今は地肌の赤みや熱感もついでに確認しています。1つの動作で2つ見る、という感じです。

あと、これは完全に心の変化ですけど。「髪があるから平気」という謎の油断が、なくなりました。薄毛だからこそ無防備だった、という事実を知ってからは、油断のしようがないというか。

美容室で担当さんにこの話をしたら、「薄毛の人ほど頭皮の日焼けはノーガードになりがちだと思います」と言われました。プロの目から見ても、そこは見落とされやすいポイントらしいです。同じ薬を飲んでる仲だからか、こういう話が自然と盛り上がります。

こういう小さい習慣の積み重ねが、結局いちばん続くんだろうなと思っています。派手な対策より、気づいて、ちょっと意識を向け続けることのほうが、実は効いてる気がします。

頭皮の日焼け、気にしてない人へ

薄毛を気にして治療してるのに、頭皮を無防備に日焼けさせてるのは、けっこうもったいないです。

守るために薬を飲んでるのに、その土台を毎日焼いてるわけなので。

それと、白髪の記事でも書いたんですけど、紫外線はメラノサイトを老化させて白髪の要因にもなるそうです。守る意味が二重にある。

夏に頭がヒリヒリしたことがある人。あれ、放っておいていいものじゃないみたいです。

髪を守りたいなら、髪が生えてる土台も守る。当たり前のようで、意外と抜けてる視点でした。少なくとも、僕は長いこと抜けていたので。

自分では見えない場所だからこそ、症状のサインだけは知っておいたほうがいいと思います。気になっているなら、頭皮のことも含めて早めに動いたほうがいいです。僕は、痛くなって初めて気づいた側なので。

今年の夏も、僕は帽子とスプレーで乗り切ります。ヒリヒリするのは、もうこりごりなので。

最後にひとつ。

頭皮の日焼けって、痛くなって初めて気づきます。顔なら赤くなってすぐわかるけど、頭は自分で見えないので。

つまり、気づいたときにはもう焼けている。予防でしか防げない部位なんです。

だからこそ、痛くなる前にやるしかない。「今日は日差しが強いな」と思ったら、その時点で対策する。

自分では見えない場所を守るには、先回りするしかない。頭皮って、そういう場所なんだなと思います。

薄毛を気にしてる人ほど、頭皮に目が向いていないかもしれません。抜け毛や生え際のことばかり見ていて、日焼けという別方向のダメージには意外と無防備。僕がそうだったので、これは自信を持って言えます。守りたいものがあるなら、その土台まで含めて守る。今年の夏、あらためてそう思っています。

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この記事を書いた人

40代。18年以上薄毛と長年つきあってる実践者。20代後半でM字が徐々に来た。薄毛家系なので予防中。「髪にいい」と聞いたら薬もサプリも生活も試してきました(笑)その記録をできるだけ残してます。同じ悩みの誰かに、ちょっとでも届けば。髪のこと、まだ諦めなくていい。早ければ早い方がいいです。

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