残暑の紫外線が、秋の抜け毛になる。今からできる頭皮の守り方

まだ残暑が続いてるこの時期、去年書いた「秋になると抜け毛が増える」の話を思い出して、ちょっと先回りしておこうと思います。

あの記事で調べてわかったのは、髪が完全に成長を休止してから抜け落ちるまで、だいたい3ヶ月かかるということでした。今日紫外線を浴びすぎると、それが3ヶ月後、つまり11月あたりの抜け毛として出てくる可能性がある。

だとしたら、今この瞬間の頭皮の状態が、けっこう大事なんじゃないかと思って。今日は、残暑の紫外線対策と、それが未来の自分にどうつながるかの話です。

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残暑、まだ紫外線が強いって知ってました

「もう秋だし、日焼け対策は落ち着いていいかな」って、正直ちょっと油断してました。日差しがやわらいだ気がして、帽子をかぶらずに出かける日も増えてました。

でも調べたら、9月の紫外線量ってピーク時よりは減るものの、春や初夏と同じくらいの強さがあるらしいです。しかも9月は太陽の位置が低くなる分、横からの光を浴びやすくなる、という記述もありました(資生堂の解説より)。真上からじゃなく横から当たるので、頭頂部というより、分け目や生え際に効いてくるイメージ。

気象庁のデータを見ても、紫外線が強いとされる水準は5月から9月までずっと続くみたいです。真夏ほどじゃなくても、まだまだ油断できない時期。

「もう暑さのピークは過ぎたし」という気持ちと、頭皮に届いてる紫外線の量は、必ずしも一致してないんだなと思いました。体感の涼しさと、紫外線の強さは、たぶん別物として考えたほうがいい。

8月の紫外線が、11月の抜け毛になる仕組み

ここが今回いちばん伝えたいところです。

夏に強い紫外線を浴びると、頭皮の毛母細胞にダメージが蓄積するらしいです。頭皮が日焼けすると毛母細胞の働きが落ちて、正常な髪の生成が滞りやすくなる、という解説を医療系のサイトで見かけました(AGAメディカルケアクリニックの解説より)。

でも、そのダメージってすぐには抜け毛として出てこないんです。春から夏にかけて紫外線が増えると毛母細胞に負荷がかかって、休止期に移行する毛髪の割合が高まる。そして実際に夏の終わりから秋口にかけて、抜け毛のピークを迎える、と(複数の医療系メディアで共通して書かれていた内容です)。

別のクリニックの解説では、夏(7〜8月)に強く受けた紫外線ダメージが、9〜10月にかけて頭皮の炎症や乾燥として目立ちはじめ、10〜11月頃まで続くとされていました(医師のコメントを含む記事より)。

つまり、8月に何もせずに紫外線を浴び続けてると、そのツケが3ヶ月くらい遅れて、秋の抜け毛や頭皮トラブルとしてやってくるということです。今日の頭皮の状態が、11月の自分を作ってる。そう考えると、残暑のこの時期こそ、地味に踏ん張りどころだなと思うんです。

以前の記事で、秋の抜け毛は8カ国の調査でそろって同じ時期にピークが来ていた、という話を書きました。あのときは「なぜ秋なのか」の仕組みまでは深掘りしてなかったんですけど、こうして時間差の中身を調べてみると、今日の行動と数ヶ月後の結果が、想像以上にはっきりつながっていることに驚きました。

頭皮の守り方、一覧にしてみた

対策はいくつかあるんですけど、それぞれ得意なシーンが違うので、比較できる形にまとめてみました。

方法手軽さ効果の持続向いてる場面
帽子◎ すぐできる◎ かぶってる間ずっと屋外を長時間歩くとき
日傘○ 持ち歩きが必要◎ さしてる間ずっと蒸れを避けたい炎天下
頭皮用スプレー○ 塗り直しが必要△ 数時間で効果が落ちる帽子をかぶれない場面
時間帯を避ける◎ お金もかからない◎ その時間帯は根本的に安全紫外線が強い正午前後

こうやって並べてみると、どれか1つで完結させようとするより、シーンごとに組み合わせるのが現実的だなと感じます。通勤は帽子、外回りが長い日はスプレーを足す、みたいな。

表にする前は、なんとなく「スプレーが一番いいのかな」と思ってたんですけど、こうして並べると、効果の持続だけなら帽子や日傘のほうが安定してるとわかりました。スプレーは塗り直しを忘れると効果が切れてることに気づきにくいので、過信は禁物だなと感じました。1回シュッとして安心しきってしまうのが、いちばん危ないパターンかもしれません。

それぞれの特徴、簡単に

帽子は、物理的に遮ってくれるので確実性が高い。ただ長時間かぶると蒸れるので、汗をかいたらこまめに脱いで通気性を確保することが大事だと以前調べてわかりました。僕は通勤用にすでに1つ持っているので、この時期はそれをそのまま延長して使ってます。

日傘は、頭皮を蒸れさせずに広範囲をカバーできる点がいいところ。塗るものが苦手な人にも向いてます。正直、まだ自分では日傘デビューしてないんですけど、蒸れずに守れるという点では合理的だなとは思っています。

頭皮用スプレーは、帽子や日傘を使えない場面の保険。ただし数時間で効果が落ちるので、こまめな塗り直しが前提になります。外回りが長い日や、帽子を脱がないといけない打ち合わせの前後に使うことが多いです。この3つの選び方の細かいポイントは、以前の記事で詳しく書いたので、気になる人はそちらも見てみてください。

時間帯を避けるという、地味だけど強い対策

今回、表を作ってて自分でも改めて気づいたのが「時間帯を避ける」の強さでした。

紫外線が最も強くなるのは、だいたい10時から14時くらいの間だと言われています。この時間の外出を減らすだけで、道具に頼らずに紫外線量そのものを減らせる。

僕の場合、完全に避けるのは難しいですが、「不要不急の外出はこの時間帯を外す」くらいは意識するようになりました。買い物や散歩は朝か夕方にずらす。それだけでも、日中ずっと外にいる日とはだいぶ違う気がしています。

お金もかからないし、忘れる心配もない。帽子を忘れた日、スプレーを切らしてた日があっても、時間帯を意識するだけならいつでもできる。いちばん地味だけど、いちばん根本的な対策だなと思っています。

頭皮用スプレーは、価格帯もいろいろ

頭皮用のUVスプレーは、価格帯に幅があります。具体的な金額は変動するので、感覚として安め・中くらい・高めの3段階で見ておくのがいいと思います。

  • 安め:ドラッグストアで手に入る、汎用的なUVスプレー
  • 中くらい:頭皮・髪専用をうたったブランド品
  • 高め:美容室専売のサロン向けアイテム

僕は今のところ中くらいの価格帯のものを使ってます。最初は安めのものを試したんですけど、髪がちょっとゴワつく感じがあって、今のものに落ち着きました。「頭皮用」と明記されたものを選んで、アルコールフリーかどうかだけ確認する。それくらいのシンプルな基準で選んでも、十分効果はあるんじゃないかなと感じてます。高いものが必ずしも自分に合うとは限らないので、まずは中くらいから試してみるのがちょうどいいのかもしれません。

今の対策が、11月の自分を助ける

秋の抜け毛の記事を書いたとき、最後に「夏の対策が半年後の自分を助けるかもしれない」と書きました。今回、その仕組みをもう少し具体的に調べて、つながりがはっきりしました。

3ヶ月というタイムラグがあるから、今やってることの答え合わせは、すぐには出ません。だからこそ、今日サボっても今日はバレない。でも11月になって「あの時期ちゃんとやってればな」と思っても、もう取り返しがつかない気がします。

残暑の紫外線対策って、地味だし、正直めんどくさい日もあります。帽子を持って出るのを忘れたり、スプレーを塗り直すタイミングを逃したりする日も普通にあります。それでも、それが3ヶ月後の自分への仕送りみたいなものだと思うと、続けやすくなる気がしています。

僕自身、去年の秋に「あの夏、もうちょっと対策しておけばよかったかも」と思った記憶があります。あのときは、暑さが落ち着いた時点で油断して、帽子もスプレーもすっかりやめてしまってました。今年は同じことを思いたくないので、残暑の間だけは、もう少し粘って続けてみるつもりです。

同じように「もう秋だし」って気を抜きかけてる人がいたら、あと少しだけ、頭皮のことも思い出してもらえたらうれしいです。3ヶ月後、あのとき対策しておいてよかったと思えるように。

大げさなことをする必要はなくて、帽子を1つ持ち歩く、時間帯を少しずらす。それくらいの小さな積み重ねで十分だと思っています。

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この記事を書いた人

40代。18年以上薄毛と長年つきあってる実践者。20代後半でM字が徐々に来た。薄毛家系なので予防中。「髪にいい」と聞いたら薬もサプリも生活も試してきました(笑)その記録をできるだけ残してます。同じ悩みの誰かに、ちょっとでも届けば。髪のこと、まだ諦めなくていい。早ければ早い方がいいです。

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