禁煙と抜け毛の話

ぼくがタバコをやめたのは、髪のためです。

かっこいい理由じゃないんですよ。ただ怖くなっただけ(笑)。

ある日お風呂で頭を洗ってたら、手に絡む抜け毛がいつもより多い気がして。流したあとの排水溝を見て「あ、やばい」って思った。そのとき、タバコを吸う人は薄毛のリスクがあるって話をどこかで聞いたのを思い出して、ぞっとして。タバコと髪を天秤にかけて、髪を選んだ。それだけです。

あの瞬間のこと、今でもけっこう覚えてます。お風呂の湯気の中で、排水溝の黒い塊を見ながら固まってた(笑)。たぶん、あれがぼくの中の何かのスイッチだったんだと思います。

なんでタバコと髪を結びつけたのか

正直、当時はちゃんとした根拠を知ってたわけじゃないです。「なんとなく悪そう」くらいの感覚。

でもあとで調べたら、喫煙経験がある人は、一度も吸ったことがない人に比べて約1.8倍AGAになりやすいという研究があるみたいです。へ〜ってなりました。1.8倍って、地味にデカいですよね。

理屈としては、ニコチンに血管を収縮させる作用があって、頭皮の血の巡りが悪くなるって話らしい。さらに調べると、喫煙が髪の成長期を短くしてしまうとも言われてるみたいで。髪が太く育つ前に抜けちゃう、みたいなイメージですかね。

素人なんで詳しいことはわかりませんけど、「血行が悪いのは髪に良くなさそう」ってのは、なんとなく納得できました。栄養とか酸素を運ぶのが血液なら、その流れが悪いのは、まあ良くないよなと。難しい理屈は抜きにしても、それくらいは想像つく。

やめたらどうだったか

その日にスパッとやめました。何年も吸ってたのに、よくやめられたなと自分でも思います。

コツっていうか、ぼくの場合は「吸える場所に近づかない」が効きました。コンビニのレジ前で目をそらす、喫煙所に行かない。最初の1〜2週間がしんどくて、そこを越えたら意外といけた。

しんどかったのは、やっぱり食後とコーヒーのとき。「いつも吸ってたタイミング」が体に染みついてて、そこが一番つらかった。ガムを噛んだり、とりあえずその場を離れたり。小細工でなんとか乗り切りました(笑)。

で、抜け毛が劇的に減ったか?と聞かれると、正直そこはよくわからない(笑)。ちょうどAGA治療も始めた時期だったので、何がどう効いたのか切り分けられないんですよね。

ただ、「髪に良くないことをひとつ減らせた」っていう安心感は大きかった。気持ちの問題かもしれないけど、気持ちって地味に大事だなと。お風呂のたびにビクビクしてた時期から、ちょっと解放された感じがありました。

美容師さんも、タバコの話で盛り上がる

美容室の担当さんも薄毛と付き合ってる人で、散髪中によく髪の話をします。

タバコの話になったとき、「やめられたのすごいですね〜」って言われて、ちょっと得意げになりました(笑)。担当さん本人はまだ吸ってるらしくて、「やめたいんですけどね〜」って毎回言ってる。お互い髪の悩みは共有してるのに、そこだけはなかなか踏み切れないみたいです。

まあ、人それぞれタイミングがあると思うんですよね。ぼくも「やめよう」と気合いを入れてやめたわけじゃなくて、たまたま怖くなった日があっただけなので。

やめてよかったと思ってること

髪のことだけじゃなく、単純に体が軽くなった。朝の目覚めが変わったし、ごはんが旨くなった。タバコ代も浮いた。いいことだらけでした。

かっこよくはないですけど、やめたことだけは一度も後悔してないです。

同じように「タバコやめたいけどストレスで余計抜けそう」って迷ってる人、気持ちはわかります。でもぼくの場合は、やめたことがいろんな生活改善の入口になりました。一個やめると、次もいけるんですよね。ダイエットも食事の見直しも、全部ここから始まった。今思うと、あのお風呂での「やばい」が人生の分岐点でした。

ちなみにAGAそのものはタバコをやめても進むので、ぼくは治療と並行してやってます。禁煙はあくまで「土台づくり」って感じ。やめたら髪が生える、みたいな魔法じゃない。そこは正直に書いておきます。

気になる人は、無料カウンセリングだけでも話を聞いてみるといいかもです。ぼくも最初は相談から始めました。一人で抱えてるより、だいぶ気がラクになりますよ。

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この記事を書いた人

AGA治療を続けている40代。薬もサプリもパーマも全部試してきました。専門家じゃないけど、正直に書いてます。

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