AGA治療を長年続けてわかったこと。やめなくてよかったと思う理由

AGA治療、長年続けてます。

途中で「これ意味あるのかな」って思ったことは、何度もあります。

変化がわかりにくい時期が続いたり、お金がかかり続けたり。「もうやめようかな」ってなった瞬間も何回かありました。

それでも続けてきて、今思うこと。

目次

続けていちばん実感したこと

「現状維持できてる」ということが、いちばんの成果だと思ってます。

劇的に生えた!とかじゃないです。でも「薬を飲んでなかったら、今ごろどうなってたんだろう」って考えると、続けてよかったと思える。

AGAって、放っておくと進行するんです。しかも治療は根治じゃなくて、あくまで症状を抑えるもの。調べたら「対症療法」という言葉が出てきて、そういうことか〜と腑に落ちました。

病気そのものを消すんじゃなくて、進行を抑え込み続ける。だから続けることに意味がある。

「生えた実感がない」って焦る気持ち、めちゃくちゃわかります。僕もそうでした。でも「悪化してない」ことも、ちゃんと成果だと今は思えます。

これ、若い人と40代以降とでは、目指すところも変わってくるみたいです。若いうちはフサフサへの回復を狙えるけど、年齢が上がるほど「進行を食い止めて、現状より少し増やす」という維持メインの結果になりやすい、と。

ただ、それでも「もう遅い」ということはない、とも書かれていました。年齢に合ったゴールを設定して、焦らずやる。僕もそういう心づもりでいます。

そもそも、効果が出るまでが長い

これ、始める前に知っておいてほしいところなんですけど。

効果を実感するまで、最低でも3〜6ヶ月。本格的に判定するなら12ヶ月ほど見ておく必要があるそうです。

えー、1年?! と思うかもしれません。僕も当時そう思いました。

でも髪にはヘアサイクルがあるので、どうしてもそれくらいかかる。1〜2ヶ月で「効かない」と判断してやめてしまうと、かけたお金と時間がまるごと無駄になる。

短距離走じゃなくてマラソンだ、と書いているところがありました。まさにそのとおりだなと。

やめなくてよかったと思う瞬間

薬を変えてから、体感が変わった時期があります。

プロペシアからデュタステリドに変えたとき。デュタステリドにミノキシジルを足したとき。「あ、変わった気がする」という感覚があって、続けてよかったってなりました。

長く同じ薬を飲んでいると、停滞感を覚える時期が来ます。そういうときの対処法も、ちゃんとあるみたいで。

用量を見直す、ミノキシジルを併用する、別の薬に変更する。調べたらこういう選択肢が挙がっていました。

つまり、効果が薄れてきたと感じても、そこで終わりじゃない。手はまだある。

自分ひとりで判断してやめるのが、いちばんもったいない。停滞は、やめる理由じゃなくて相談する理由でした。

それと、これは調べていてゾッとした話なんですけど。

AGAが進みすぎて毛包が完全になくなってしまうと、そこからはどんな薬を使っても戻らないそうです。頭皮が線維化してしまう、という表現が使われていました。

「一度やめて、また気になったら再開すればいい」と考えるのは危ない、と。再開したときには、守るべきものが減っているかもしれないので。

これを読んで、あらためて「やめない」という選択の意味を考えました。続けるのは面倒だし、お金もかかる。でも、取り返しがつかなくなる一線があるなら、そこは越えたくないなと。

続けることで見えてくること

長く続けてると、自分の髪の変化パターンがわかってきます。

季節によって抜け毛が増えやすい時期があるとか、ストレスが続くと影響が出る気がするとか。

これ、1年や2年じゃわかりません。何年も記録しているからこそ見えてくるもので。

月に1回、頭の写真を撮り続けているのも、そのためです。撮ったときは何とも思わなくても、あとで並べると流れが見える。

それに、記録すること自体が続ける動機にもなってます。「ここまで撮ってきたのに、今やめたらもったいない」という気持ちが働くので。

あと、記録があると先生にも伝えやすいです。「なんとなく最近薄い気がして」より、「半年前と比べてここが気になる」のほうが、話が早い。

自分の感覚だけだと、その日の照明や気分でブレます。写真は、そのブレを取り除いてくれる。地味ですけど、長く続けるうえでこれは本当に効きました。

費用は、やっぱりしんどい

費用がかかり続けるのは、しんどいです。

毎月クリニックに通って、薬をもらって。長期になればなるほど、トータルの出費は積み上がっていきます。

「ここまでかけてやめるのももったいない」って思う気持ちも、続けてる理由のひとつになってます(笑)。まあ、それも含めて自分の意思ということで。

ただ、薄毛で悩み続けるストレスと、治療費を天秤にかけたら、僕は治療費を払うほうを選びました。何度も。

毎回ちょっと迷って、毎回同じ結論に落ち着く。その繰り返しです。

ちなみに、費用がきついなら、そこも相談していい部分だと思います。プランを見直したり、ジェネリックにしたり、維持期に入って量を調整したり。

「高いから続けられない」でやめてしまうより、「続けられる形」を探すほうが、結果的に得なはずで。お金の話も、遠慮せず聞いていい領域だなと思ってます。

一生続けるのか、という話

よく聞かれるのが、これです。「始めたら一生やめられないの?」と。

調べた範囲では、やめどきが明確に決まっているわけではないそうです。維持したいなら継続が望ましい。ただ、効果が得られない場合や副作用が強い場合は、医師と相談して中止を検討することもある、と。

それと、ずっと同じ強さで続けるとも限らないみたいで。効果が出たあとに、量を減らして維持していく「維持療法」に移る、という道もあるらしいです。

一生フルパワーで走り続ける、という話ではないんですね。ここを知って、ちょっと気がラクになりました。

一生やめられない、というより、一生付き合っていくもの。そういう感覚に近いのかなと。

考えてみると、血圧の薬とか、そういうものと似ているのかもしれません。飲み続けることで安定している状態を保つ。やめれば元に戻る。

そう思えば、そんなに特別なことでもないなと。髪だから大げさに感じるだけで、体のどこかを薬で支えている人は、世の中にたくさんいるので。

そう考えるようになってから、続けることへの抵抗感がかなり減りました。

小話:飲み忘れそうになった夜

先日、寝る前に「あ、飲んでない」と気づいて飛び起きました。

たった1日なのに、それだけで毛がごっそり抜ける気がして、気が気じゃない(笑)

理屈で考えれば、1日忘れたくらいで急にどうこうなるものではないはずです。わかってるんですけど、それでも落ち着かない。

長年やってても、こういうところは変わらないんだなと。むしろ積み上げてきたぶん、失うのがこわくなってる気もします。

……話がそれました。続けることの話でしたね。

迷っている人へ

今まさに「意味あるのかな」と思っている人がいたら。

その気持ち、何度も通ってきたのでよくわかります。変化が見えない時期は、続ける理由を見失いそうになります。

でも、変化が見えないことと、効いていないことは別です。進行が止まっているから、変化が見えない。そういうこともある。

そして、本当に効果が落ちているなら、打つ手はまだあります。薬の見直しも、量の調整も。それを判断できるのは自分じゃなくて先生なので、まず相談してみてほしいです。

やめるにしても、続けるにしても、自己判断だけはしないほうがいい。長年やってきた僕からのお願いは、それくらいです。

「最近変化がなくて」と伝えるだけで、話は始まるので。

劇的じゃなくていいんです。守れているなら、それでじゅうぶん。僕はそう思ってやってきました。

最後にもうひとつだけ。

長年やってきて思うのは、続けるのに必要なのは根性じゃないということです。

気合で続けようとすると、しんどい時期に折れます。そうじゃなくて、飲むのを習慣に組み込んで、記録を残して、相談できる先を持っておく。この3つがあれば、勝手に続きます。

僕がここまで来られたのは、意志が強かったからじゃなくて、やめる理由が生まれにくい形を作れたからだと思ってます。

だから、これから始める人には「頑張って続けよう」ではなく「続く形を作ろう」と言いたいです。そのほうが、たぶん長持ちするので。

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この記事を書いた人

40代。18年以上薄毛と長年つきあってる実践者。20代後半でM字が徐々に来た。薄毛家系なので予防中。「髪にいい」と聞いたら薬もサプリも生活も試してきました(笑)その記録をできるだけ残してます。同じ悩みの誰かに、ちょっとでも届けば。髪のこと、まだ諦めなくていい。早ければ早い方がいいです。

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