僕、ヘアアイロン使ってないんです。
パーマかけてるので、そもそも必要がなくて。朝起きて、手ぐしでガシャっとやって終わり。それでボリュームが出る状態を作ってるので。
でも、周りには使ってる人がいます。前髪だけ整える人、全体をまっすぐにする人。
で、ふと気になったんです。あれ、髪に悪くないのかなと。
髪が変わる温度、思ったより低かった
まず温度から調べました。
髪の主成分はケラチンっていうタンパク質で、これが熱で変性する温度があるんですけど。
60度から始まるそうです。そして130度から180度で急激に進む、と。
えっ、60度って。低すぎない?
さらに180度を超えると、キューティクルが本格的に壊れて、内部のタンパク質まで変質する。しかも一度変性したら、元には戻らない。
ヘアアイロンの設定って、180度とか200度が普通じゃないですか。完全に変性ゾーンです。
もっとこわい記述もありました。200度以上だと髪の内部で水蒸気爆発が起きる、と。
水蒸気爆発。頭の上で。字面がもう物騒すぎます(笑)
適正温度は140〜160度らしい
じゃあ何度がいいのか。
調べたら、140度から160度が推奨されてました。180度を超えると急にダメージが増えるので、そこがラインだと。
細い髪とか、傷んでる髪なら、もっと低くてもいいそうです。
ただ、温度を下げると、今度は同じ場所に長く当てがちになる。それも良くなくて、3秒以上当てないのが目安だと。
低温でゆっくりも、高温で一瞬も、どっちもダメ。適温でサッと、が正解みたいです。
なかなか難しいですね、これ。
頭皮に近づけるのが一番まずい
薄毛の観点で、一番ヒヤッとしたのがこれです。
根元を立ち上げようとして、アイロンを頭皮に近づける。この行為が、けっこう危ないと。
180度のプレートが頭皮に触れたら、そりゃやけどします。軽度でも、繰り返せば毛根にダメージが溜まる。
そして、やけどの跡が瘢痕化すると、そこから毛が生えなくなる可能性がある、と。
うわ、これ完全にワックスのときと同じ話だ。
前にワックスの記事で書いたんですけど、僕は根元を立てたくて頭皮に揉み込んでました。それが毛穴を塞いでたという。
根元のボリュームは、アイロンでもワックスでもなく、ドライヤーで作る。 何回も同じ結論にたどり着いてます(笑)
引っ張る力も効いてくる
もうひとつ、見落としてた話がありました。
アイロンを使うとき、髪を引っ張るじゃないですか。まっすぐにしたいので、テンションをかける。
これを毎日やってると、牽引性脱毛症のリスクがある、と。
引っ張る力が毛根に負担をかけて、抜けやすくなる。きつく結び続けると起きるやつと、同じ仕組みですね。
熱だけじゃなくて、物理的な力もかかってる。ここは意識してませんでした。
髪にやさしいアイロンを調べてみた
じゃあ、どういうアイロンを選べばいいのか。プレートの素材で違うらしいので、調べて表にしました。
プレート素材の比較(2026年8月時点で確認)
| 素材 | 髪へのやさしさ | 立ち上がり | 耐久性 | 価格帯 | 向いてる人 |
|---|---|---|---|---|---|
| セラミック | 熱ムラが少ない | 早い | 高い | 中くらい | 低温でじっくり派 |
| チタン | 滑りがよく摩擦少なめ | とても早い | とても高い | 高め | 硬い髪・くせが強い人 |
| テフロン | ふつう | ふつう | 低い(剥がれやすい) | 安め | たまにしか使わない人 |
| アルミ・ステンレス | ふつう | 早い | 中くらい | 安め | 価格重視の人 |
セラミックは熱が安定しやすい。ただ摩擦は多めなので、何度も当て直さないほうがいいと。
チタンは摩擦が少なくて耐久性も高い。抗菌作用もあって、金属アレルギーも起こしにくいらしいです。美容師さんがチタンを使うのは、短時間で仕上げられるからだと。
テフロンは、コーティングが剥がれやすいのが難点。最近は商品数自体が減ってるみたいです。
で、ここが大事なんですけど。素材だけで決めないほうがいいという指摘もありました。
「全面チタンなのか、一部コーティングなのか」で全然違う。相場より極端に安いやつは、コーティングの可能性が高いと。
それと、家庭用なら低め温度×セラミックのほうが安心なケースもあるそうです。プロと同じもの選べばいい、って話でもないんですね。
使う前後にできること
素材以外にも、ダメージを減らす方法がありました。
濡れた髪には絶対使わない。 これが最優先です。髪の中の水分が急激に気化して、内部からやられます。完全に乾かしてから。
ヒートプロテクト剤を使う。 熱から守る下地ですね。塗ってから当てる。
同じ場所を何度も往復しない。 一度で決まらないと繰り返したくなりますけど、その回数がダメージになるので。
使わない日を作る。 毎日より、休ませる日があったほうがいい。
このへん、ワックスのときとまったく同じ考え方でした。使うこと自体より、頻度と使い方の問題。
僕がアイロンを使わない理由
で、僕の話です。
最初に書いたとおり、僕は使ってません。パーマで形を作ってるので、必要がないので。
そもそもパーマとアイロンって、相性が悪いんです。熱を加えるとウェーブが伸びちゃうので。
せっかくかけたパーマを、自分で伸ばすことになる。それはもったいないなと。
ただ、これは僕がパーマを選んだ結果であって、アイロンが悪いって話じゃないです。
パーマにするか、毎朝アイロンで整えるか。どっちも「ボリュームを出す」っていう同じ目的への、別ルートなので。
僕はパーマのほうがラクだったから、そっちを選んだ。ただそれだけです。
そもそも使えなくなる段階もある
これは、書いておきたいことなんですけど。
薄毛が進むと、そもそもアイロンが使えなくなります。
挟むだけの長さがない。まっすぐにするだけの量がない。前髪を整えようにも、整える前髪がない。
「使う・使わない」を選べるのって、まだ選択肢がある段階の話だと思うんです。
僕も治療してなかったら、たぶんもうその段階に来てたと思います。パーマだって、ある程度の量がないとかけられないので。
スタイリングの話をしてるようで、実は「選択肢がまだあるか」の話でもある。そこは意識しておいてもいいところかなと。
アイロンを使ってる人へ
もし今、毎日アイロンを使ってる人がいたら。
やめる必要はないです。ただ、いくつか気をつけると、ダメージはだいぶ減らせます。
温度は140〜160度。180度を超えない。同じ場所に3秒以上当てない。濡れた髪には使わない。ヒートプロテクト剤を使う。そして、頭皮に近づけない。
最後のひとつは、薄毛が気になる人にはとくに大事です。根元を立てたい気持ちはわかりますけど、そこはドライヤーの担当なので。
あと、これも書いておきます。アイロンをやめても、AGAは止まりません。原因が別なので。
「やめたから大丈夫」と思って肝心のところを放置するのが、一番もったいないパターンです。
僕は今日も、パーマのおかげで何もせずに家を出ます。ラクなので、この状態を保てるように治療は続けるつもりです。

