「AGA治療って、結局いくらかかるの?」
これ、始める前の一番の不安じゃないですか。僕もそうでした。
「AGA 費用」で検索して、月額の数字を見て、「これ一生払うの…?」ってビビってた側の人間です。
でね、思ったんです。みんな相場は教えてくれるけど、「一人の人間が長年でいくら使ったか」って、あんまり出てこないなと。
なので今日は、僕が包み隠さず計算してみます。考えたくないけど(笑)
なんで費用の話をするか
費用が理由で踏み出せない人、めちゃくちゃ多いと思うんです。
気持ちはわかります。AGA治療って保険がきかないので。全額自費。だから余計に「高そう」というイメージが先行する。
でも「いくらかかるか」がわからないままだと、ずっと不安なままじゃないですか。
僕は長年続けてきた人間なので、リアルな金額を出せる。それが誰かの判断材料になればなと。
きれいごとなしで、財布の中身を見せる感じでいきます。
僕の場合、月いくら払ってきたか
まず時系列で。僕の薬は途中で変わっているので、月額もどんどん変わってきました。
最初はプロペシア(フィナステリド)。当時はジェネリックも今ほどなくて、月7,000〜8,000円くらい払っていた記憶です。
そこからデュタステリドに切り替え。僕は先発のザガーロを使っていて、今は月12,000円です(2026年7月時点)。
それにミノキシジルを併用しています。こっちは安く抑えられていて、月にすると1,000円かからないくらい。
なので今の月の薬代は、ザガーロ込みでだいたい13,000円弱という感じです。
ただ、これはあくまで「僕の場合」です。クリニックや薬の種類で全然違います。
今の相場は、だいぶ下がっている
参考までに、今の相場も調べてみました。そしたら、僕が始めた頃とは全然違って驚きました。
調べたら、フィナステリド単剤で月2,000円台〜5,000円くらい。継続割や定期配送の割引を使うと、2,500円前後まで下がる例もあるようです。フィナステリドとミノキシジル外用を組み合わせるプランだと、月7,000〜15,000円くらいが目安でした(2026年8月時点、複数のクリニック比較サイトを確認)。
えー、そんなに安いの?!
オンラインのクリニックだと、予防プランで月3,000円台というところもあるようです。海外製のジェネリックを扱うところなら、もっと抑えられる場合もある、と。
僕が月7,000〜8,000円払っていた時代を思うと、隔世の感があります。ジェネリックが普及したのと、オンラインで競争が起きたのが大きいんだと思います。
これから始める人は、正味かなり恵まれています。同じことをするのに、コストが何分の一かになっているので。
相場を表にしてまとめてみた
数字が何回も出てきて自分でもこんがらがってきたので、表にしておきます。
| 治療内容 | 月額の目安 | 年間の目安 |
|---|---|---|
| フィナステリド単剤 | 2,000〜5,000円程度 | 24,000〜60,000円程度 |
| フィナステリド+ミノキシジル外用 | 7,000〜15,000円程度 | 84,000〜180,000円程度 |
| デュタステリド(先発・ザガーロ相当) | 8,000〜15,000円程度 | 96,000〜180,000円程度 |
| AGA治療全体の相場 | 15,000〜25,000円程度 | 180,000〜300,000円程度 |
あくまで目安で、クリニックやジェネリックか先発かで前後します。ただ、桁感をつかむにはこれくらいでも十分かなと。
こうして見ると、僕の月13,000円弱は、全体の相場からすると真ん中よりやや下、くらいの位置みたいです。先発にこだわらなければ、もっと抑えられる余地もありそうだなと、書いてて思いました。
で、長年トータルいくらか
ここ、逃げずに計算します。
仮に月平均1万円ちょっととしましょうか。1年で12〜13万円。
それを…もう何年だろう。気づいたら長いんです、ほんと。20代後半から始めて、今40代なので。
電卓を叩くと、ざっくり200万円は軽く超えていました。
「うわ」って声が出ました。
車、一台買えてますね。普通に。
まとめて見ると、なかなかの数字です。ただ、これは長年かけて分割で払ってきたものなので。月単位で見れば、そこまで無茶な金額ではなかった。
一気に200万を請求されたら払えないけど、月1万円ずつなら払えた。それだけの話かなと。
保険も控除も、使えません
ここ、大事なところなので、はっきり書いておきます。
AGA治療に保険はききません。全額自費です。
理由としては、命に関わる病気ではなく、容姿を良くするための行為とみなされるから。皮膚科で受診しても同じで、保険適用にはなりません。
そして、これは僕も勘違いしていたところなんですけど。医療費控除も、原則として対象外だそうです。
国税庁の考え方では、AGA治療は病気の治療とは別のものとして扱われる。なので、診察料も薬代も、医療費控除の計算に含められない、と。
「年間10万円を超えれば確定申告で戻ってくる」と思って予算を立てていると、あとで想定が狂います。僕もそう思い込んでいた時期がありました。
還付はない前提で計画する。ここは最初に知っておいたほうがいいところです。
ネットを見ていると「年間10万円超えれば控除の対象」と書いているところもあって、混乱しやすい部分でもあります。制度としての医療費控除の説明と、AGA治療が対象になるかは別の話なので。
気になるなら、税務署なり税理士なりに確認するのが確実です。素人判断で「たぶん戻ってくるだろう」と思い込むのが、いちばん危ないので。
ちなみに、同じ脱毛症でも円形脱毛症や脂漏性脱毛症などは保険適用になる場合があるそうです。原因が違えば扱いも違う、ということですね。
それでも払い続けている理由
薬代の話をしてきましたけど、実際にはそれだけではありません。
まず、美容室代。2ヶ月に1回通っていて、パーマやカラーもするので、それなりにかかります。
それと、サプリ。一時期は何種類も並べていたので、あれもトータルではけっこうな額でした。今は絞りましたけど。
シャンプーも、高い育毛シャンプーを探し回っていた時期があります。1本3,000円とか4,000円とかするやつを、次々に買っていました。
あと、地味なところでは鼻毛カッターとムダ毛処理機。薬の副産物で体毛が増えたので、その対策にも出費が発生しています。
こうやって並べると、髪をきっかけに動いたお金って、薬代だけじゃないんだなと。
ただ、今振り返って一番もったいなかったのは、効果のよくわからないシャンプーやサプリに使った分です。薬代のほうは、少なくとも守れているという実感がある。
お金をかける場所を間違えないほうがいい。これは遠回りした人間の実感です。
数字だけ見たら、高いです。間違いなく。
でも僕は、ずっと「髪の毛には変えられない」と言いながら払ってきました。
薬を切り替えるとき、金額が上がって一瞬ためらうんですけど、毎回「まあ、髪には変えられないし」で押し切ってきた。
これ、強がりでもなくて。
薄毛で悩んでいた時期の、あの「どうしよう、どうしよう」というストレス。鏡を見るたびにヘコむ感じ。あれが消えただけでも、僕には見合っていました。
もちろん、価値観は人それぞれです。同じ金額を「高すぎ」と思う人もいるはず。それは全然いい。僕は「僕にとっては価値があった」というだけの話なので。
費用を抑える方法もある
「続けたいけど、金額がきつい」という人もいると思います。僕も何度かそう思いました。
調べたら、抑える方法はいくつかありました。
まず、ジェネリックに切り替えること。先発品で始めたあとでも、再診のときに相談すれば変更できるそうです。これは知りませんでした。
次に、診察料が無料のクリニックを選ぶこと。1回1,650円の診察料でも、通い続ければ年間で2万円くらいの差になる、と書かれていて。地味に効きますね。
あとは、初回のキャンペーンを使う、オンラインを選ぶ、といったところ。
僕は先発のザガーロを使い続けていますけど、それは切り替えたときからの惰性みたいなものです。費用がきついなら、こういう選択肢を相談していいと思います。
「高いからやめる」より「続けられる形を探す」ほうが、絶対にいいので。
これから始める人へ
費用が不安で踏み出せない人の気持ち、すごくわかります。僕もそこで長いこと足踏みしていたので。
でも、料金プランを見てみると、意外と「あ、これならいけるかも」ってなることが多いです。イメージだけで高いと決めつけているうちは、不安が実態より大きく見えてしまう。
僕みたいに長年やっていると総額はそりゃ膨らみます。でも、月単位で見たら、毎月の飲み代より安いこともあります。
そして、始めるのが遅くなるほど、取り戻すのは大変になります。費用を気にして先延ばしにしている間に進んでしまうと、結果的にもっとお金がかかることにもなりかねない。
数字にビビって動けないのが、一番もったいない。長年払い続けてきた人間として、そう思っています。
最後にひとつだけ。
費用の話をすると重く聞こえますけど、要は「毎月いくらまでなら無理なく払えるか」を決めておくだけの話です。
その範囲でできることをやる。無理な金額のプランを選んで途中でやめるより、安くても続けられるほうが、結果的にずっと効きます。
続けられる金額でやる。それがいちばん賢い使い方かなと思っています。

